仏事のあれこれ

法事・法要について

法事の根本は追書供養ちう考えて方にあり、死者に対して香華灯や飲食を捧げることで冥界での裁きを受ける故人を助け成仏を助けるということです。

(ただ浄土真宗では追善供養を行いません。)

法事・法要とは故人の冥界を祈り、供養するための仏教行事です。

法事・法要の種類

法事・法要には忌日法要と年忌法要があります。

忌日法要 年忌法要
初七日 一回忌
初二十七日(14回目) 三回忌
三十七日(21日目) 七回忌
四十七日(28日目) 十三回忌
五十七日(35日目) 十七回忌
六七日(42日目) 二十三回忌
七七日(49日目) 二十五回忌
二十七回忌
三十三回忌
三十七回忌
五十回忌
百回忌

法事・法要の準備・流れ

法事・法要の準備は施主(一般に喪主となった人)が主となり準備をします。

1.目標を決める

お寺様や親族との予定を合わせて命日されるのが一番いいですが平日や予定が合わなければ一般的に命日直前の土・日や予定の合う日にされるのが一般てきです。

2.場所を決める

火立て

自宅・お寺・葬儀会館・ホテルなどいずれかの場所でするのかを決めます。

3.会食の手配

火立て

法要のあとの会食の場所・料理・席順を決めます。

4.案内状の手配

火立て

法要のあとの会食の場所・料理・席順を決めます。

5.引出物の手配

火立て

引出物を用意するのですが、品物としては「洗剤やタオルなどの実用品」「カタログギフト」などが一般的で予算は2,000円〜5,000円程度が一般的です。

6.お布施などの用意

火立て

・お寺様に法事・法要後にお渡しするお布施を用意するのですがお寺様が法要後会食に同席して下さる場合は、御布施とお車代の2つを用意します。

・お寺様が法要後の会食を辞退された場合は、御布施・お車代の他に御膳料を加えた3つを用意します。

お布施とは?

お布施とはお寺様へ読経や戒名をいただいた謝礼として金品を渡すことをいいます。または、ご本尊様へお供えをするという考え方をとります。

焼香の作法

  • 法事/法要などで焼香をする場合はお仏壇やお墓の前で数珠を手にかけ合唱礼拝した後、焼香をつまんで香炉にくべます。そしてその後数珠を手に合唱礼拝し最後に喪主に一礼します。ただ宗派によって焼香をくべる回数は違います
  • 浄土真宗本願寺派・臨済宗(1回)
  • 真宗大谷派・曹洞宗(2回)
  • 真言宗(3回)
  • 天台宗(1回または3回ですが特にこだわりはない)
  • 浄土宗(特にこだわりはない)